令和7年度 宮崎地区災害対応訓練
Posted at 25/05/28 PermaLink»
今年は例年よりも早い梅雨入りですが、加江田川河川敷において、防災意識の高揚と地域連携の強化を図る為、大規模な災害に備えた河川応急対応の実地訓練が、建設関連団体6団体により今年も行われました。
当協会からは、環境安全委員会(理事)を中心としたメンバーと、協会青年部に来てもらい、河川の水位上昇に伴い、堤防漏水が発生し、堤防決壊の恐れがあるとの想定で、漏水している場所の周りに土嚢を積み上げて、水の噴出の勢いを抑える『釜段工法』や『月輪工法』と言った、土嚢を積んで布設設置する工法の実地訓練を行いました。
例年と変わらない実施訓練ではありましたが、1年も経つと色んな段取り等を忘れている事も多く、事前準備の段階で「あーでもない、こーでもない」と話しながら手順の確認を行っていました。繰り返しやる事が、いざと言う時に役に立つのだなと、改めて考えさせられました。
訓練は午後から行われましたが、宮崎土木事務所からも多くの職員さん達が来られて、一緒に土嚢を作成したり、積んだりする作業を確認しながら行いました。 若手職員の中には初めて土嚢作りする人もいて、当協会青年部が色々と作成のコツなどを指導していました。顔の見える関係つくりが、ここにも表れていて非常に良い経験になったと思います。
訓練当日は非常に良い天候の中での作業でしたが、実際には風雨が強く、作業環境も悪い中での作業になるので、思ったようにいかない事も多々発生してくるかとは思いますが、これからの梅雨本番を迎えるにあたって、心と技術の準備だけはしっかりとしておきたいところですね。
投稿者: 事務局 日時: 2025年5月28日 16:47