一例をあげると『給料』と『給与』で同じものと捉えている方がいらっしゃるかもしれません。

『給料』とは残業代や各種手当などを引いたもので、正規の勤務時間に対する報酬、つまり基本給。

『給与』は毎月残業していたり、何らかの手当てが付いたりしている場合で、給料日に支払われるお金は『給与』になります。

あなたの『給料』は？と聞かれた時は「基本給」の事。

『給与』は？と聞かれた時は「会社から受け取っているすべてのお金」と答えるのが正解です。

つまり、『給料』は基本給を指し、『給与』のなかに含まれると言う違いがあります。

○○日は「給料日」ではなく、「給与日」が正しい言い方です。

もう一例をあげれば『使用』と『利用』の意味も違います。

『使用』は単純明快に使う事で、物の本来の機能だけを使う使い方。

『利用』は役に立つように使う事で物の本来の機能以外も使う使い方。

なかなか難しい定義があるようです。

by:フリーマン３