長ーいブームが地響きを立てて倒れ掛かる。

想像しただけでも恐ろしい光景です。

１０月４日、東京で発生したクレーン事故は、幸いにも人的被害はなく不幸中の幸いではありました。

あのスカイツリーでも毎日のように活躍しているクレーンですが、建設現場全般で活躍するクレーン の数々

クレーンにはスカイツリーのような現地組み立て式のタワークレーンや狭いところでも入るラフタークレーン、そしてよく見かけるトラッククレーンが主流です。

今年２月には、クレーン倒壊による死亡事故が発生しています。

原因は色々あるとは思いますが、アウトリガーの支持地盤が弱く不安定になる場合と、吊り荷の荷重オーバーがほとんどではないでしょうか。

いずれも、このくらいなら大丈夫「だろう」という甘い考え、そして人間の過信が呼んだ事故ではなかったかと思います。

重機災害は大変多いわけですが、クレーンともなると、その現場状況が住宅街であったりするので、巻き込まれる可能性は重機より高いものがあります。

安全装置は付いていても、ブザーがうるさいから切ってるなんてのは問題外ですが、腕に自身があるベテランオペレーターほど勘に頼る部分があるので要注意です。

「安全は海より深く、空より高い」

ちなみに、当社での安全スローガンは「安全はすべてに優先する」

ご安全に！

by:フリーマン２