この建設業経理士の資格は、経営事項審査において「公認会計士等数」で1・2級建設業経理士（1・2級建設業経理事務士含む）が評価され、加えて、1級建設業経理士（1級建設業経理事務士含む）は新設された「監査の受審状況」において、社内の経理実務責任者として自主監査する場合に評価の対象となっています。

注）平成18年4月の法改正で、建設業法施行規則第18条の3に規定する国土交通大臣の登録経理試験制度が創設され、それまでの1・2級建設業経理事務士が1・2級建設業経理士となり検定試験が年2回実施されています。また、3・4級建設業経理事務士については、（財）建設業振興基金の独自の資格試験として従来通り年1回実施されています。

平成22年度における建設業経理検定試験の日程等は下記の通りです。

★建設業経理士検定試験（1級・2級）
（1）上期試験：第8回
　・申込受付：平成22年5月10日（月）~5月31日（月）〔消印有効〕
　・試 験 日 ：平成22年9月12日（日）
　・合格発表：平成22年11月10日（水）

（2）下期試験：第9回
　・申込受付：平成22年11月10日（水）~11月30日（火）〔消印有効〕
　・試 験 日 ：平成23年3月13日（日）
　・合格発表：平成23年5月10日（火）

★建設業経理事務士検定試験等（3級・4級）
（1）特別研修
　・申込受付：平成22年5月11日（月）~5月31日（日）〔消印有効〕
　・開催日：（4級・2日間）平成22年8月4日（水）~5日（木）
　　　　　　   （3級・3日間）平成22年9月27日（月）~29日（水）
　　　　　　　　※宮崎開催の日程で、開催都市により異なります。

（2）検定試験：第30回
　・申込受付：平成22年11月10日（水）~11月30日（火）〔消印有効〕
　・試 験 日 ：平成23年3月13日（日）
　・合格発表：平成23年5月10日（火）

詳しい内容は、（財）建設業振興基金のHPで

経審（経営事項審査）のためにこうした資格制度があるのか、能力向上のためにあるのか良く分かりませんが…誰が考えたんだか…当然、建設業者は経審の点数をあげるために資格取得を目指します。システム的に良く考えられた制度です。

ですが、この制度も少々飽和状態となってきているような…そこで、新たな資格制度が導入されるのか…まあ、天下りの問題が表面化している現状では有り得ないのかもしれませんが、数年後、ほとぼりが冷めた頃には有り得なくもない話です。

こうした完全民間ではない法人の業務は、制度などと連携した集金方法を見出しています。そこには、一見正当な理由付けもありますから、民間人は手も足もでませんよね。様々な制度の中には疑問視できるものも存在しているはずです。

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