世界的流行の兆しを見せているということで、世界的大流行（パンデミック）の一歩手前の状態となっています。日本でも感染の疑いがある人が出始めています。

まず、騒がれたのが昨日（4/30）の午後、米国（ロス）から成田空港に到着した25歳の女性、簡易検査で新型インフルエンザと同じA型で陽性反応だったため、第2段階の遺伝子検査にまわされましたが、幸いにして新型インフルエンザではないことが判明したようです。

しかし、横浜市の高校生（17）が、研修旅行（4月10日-25日）でカナダに行き、帰国後、発熱やせきなどの症状が出たため、30日に医師の診察を受け、現在入院中とのことで、遺伝子解析の結果を待っている状態のようです。確定すれば、日本人初の新型インフルエンザ患者となるようです。

研修旅行に参加した高校生で、帰国後、数日経過していることなどを考えると、同行した同級生なども感染している可能性が否定できないほか、身近な人たちへの2次感染の可能性も否定できない状態だと考えられます。

このように世界各地で広がりを見せている現状を考えると、他人事と考えず、最低限の予防策（手洗い・うがい・人ごみを避けるなど）は行う必要があるように思えます。

今、ゴールデンウィーク真っ只中という人もあるようですが、明日からの連休も含めて、行楽地には新型インフルエンザの影響が出るかもしれませんね。

はたまた、この『新型インフルエンザ』、当初は「豚インフルエンザ」と呼ばれていましたが、風評被害を懸念して、「インフルエンザA型（H1N1）」と呼ぶことになったようです。

風評被害もそうですが、こうしたことは正しい情報を正確に掴んで、冷静に行動することが大切です。単なる噂話などに惑わされないように…（注意!!）

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