メキシコ・米国・カナダなど、豚インフルが広がりを見せています。メキシコでは、1,000人以上の感染者が確認されており、すでに100名以上の死者も出ているようです。

【豚インフルエンザ】伝染性の急性呼吸器系疾患
　◆感染◆
　　・豚から豚へ
　　・豚から人へ
　　　　ウイルスを吸い込むことで感染する。
　　　　加熱でウイルスは死滅するので調理済みの豚肉を食べても感染しない。
　　・人から人へ
　　　　極めてまれ

　◆症状◆
　　・高熱　・咳やくしゃみ　・呼吸困難　・食欲不振

●メキシコで確認されたウイルスは新型：豚インフルエンザウイルス2種類、鳥インフルエンザウイルス1種類、ヒト・インフルエンザウイルス1種類の混合型
●この新型ウイルスは人から人へ感染する可能性がある
●WHOによれば、バンデミック（世界的大流行）の恐れがあるという
●ヒト・インフルエンザのワクチンは豚インフルエンザには効果がない

これらのことが発表されていますが、今のところ日本では感染者は確認されていませんので、水際対策の強化が重要です。

ですが、WHOは新型インフルエンザの警戒レベルをフェーズ3からフェーズ4に引き上げました。感染は拡大傾向にあるようです。

一方、今回話題となっているウイルスはH1N1型ですが、これはAソ連型インフルエンザウイルスと同型であることから、日本での大流行の可能性は低いと指摘する専門家もいるようです。

つまりは、あまり過剰な反応をしないように…ということでしょうね。

それでも万が一に備える必要はあります。特に対応を迫られる行政関係者は、万全の備えをする必要がありますので、我が県（宮崎）でも昨日（4/27）、新型インフルエンザ総合対策本部の幹事会が開かれ、発生段階ごとの各課の対応などを確認することが申し合わされたようです。

そして、県内の保健所には、すでに相談窓口が設けられているようです。繰り返しますが、正確な情報に基づき、冷静に行動することが必要です。

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