なので、このブログも今日が書き納めとなります。この1年、どんな年だったのでしょうか??（悲しいかな、良いことはほとんど思いつきません。）

建設業界は、公共工事の減少、一般競争入札導入など取り巻く環境が厳しさを増す中、宮崎県を代表する企業の1つである志多組（宮崎市・志多宏彦社長）が民事再生法を申請（8月）したことが1番のニュースでしょうかね。

この志多組の再生計画案が昨日（12/25）に東京地裁に提出されたようですが、スポンサー企業となったのが不動産業の大洋地所（宮崎市・坂下利博社長）のようです。

この大洋地所は、坂下組（小林市・坂下利博社長）の関連会社のようです。疲弊した建設業界の中で、他を支援する余力を持っている唯一の建設業者なのかもしれません。（ボンベルタ橘も支援していますしね。）

志多組は、支店を集約し、従業員を半減させ、経営規模を縮小した上で、スポンサーからの出資を受けながら志多組単体として再建を目指すようです。

そして、米発の金融危機、これが全世界的に影響を及ぼし、国内でも様々な分野に影響が出てきています。この影響による減産体制…人員削減の流れに年末にかけて、雇用問題が急速にクローズアップされました。

今、100年に1度の危機的状況だと言われていますが、100年に1度ということは、誰も経験したことがないということです。経験したことがない状況にどう対応するのか…そして、今はその始まりに過ぎないということから今後どう動くのか（私には）全く予測できません。

それでも月日は流れて行き、年末を迎え、そして新年（2009年）が始まります。来年はさらに厳しさを増すとの予測が大勢を占めていますが、「2009年が良い年となりますように…」と祈るしかありません。

今年も1年間、このブログを読んでいただきありがとうございました。
新年が良い年となることをお祈り申し上げます。

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