環境の問題は、日本国内だけでなく国際的な重要な問題として取り上げられます。当協会としても考えなければならない問題でしょうし、会員各企業においても考えなければならない問題なのでしょう。

宮崎県においても入札参加資格審査や総合評価落札方式において、この環境への取り組みをISO14001やエコアクション21の取得状況により評価する項目を設けています。（これだけが環境への取り組みとはいえませんが、客観的な基準としての位置付けなのでしょう。）

こうした流れの中で、飛び込んできた「エコアクション21無料セミナー」の話に私はちょっと心がなびいたのですが…セミナーを開催してくれるのがリコー九州宮崎支社なので、どう判断されるかは役員しだいですかね。

ただ、このセミナーを高千穂、延岡はすでに開催しているということで、県都宮崎が遅れを取るわけにはいかないでしょう。常に業界をリードするのは、県都である宮崎でなくてはなりません。（私はそう思っています。）

セミナーの内容等については、開催が確定してから書きますが、ISO14001とエコアクション21を比較すると、ISO14001が国際的に認められた第三者認証制度で、環境への取り組み度合いも上級であるのに対し、エコアクション21は環境省が策定した環境マネジメントシステムで環境への取り組み度合いも中級となります。

また、その取得費用もISO14001が300万-500万かかるのに対し、エコアクション21は15万-40万ということで、比較的取得しやすいものとなっているようです。

こうした認証を受けとかなければならないと言うことではﾆのでしょうが、環境への取り組みについては、各企業において考え、何らかの取り組みをする必要はあるような気がします。

しかし形だけの取り組みには、何の意味もありませんので、各企業が、またそこで働く従業員が、日常的に意識をして取り組むべきものだと思います。

環境問題で、よく言われるのが地球温暖化のことですが、ここ数年、夏場のクールビズが叫ばれ、スタイル的にはクールビズが定着してきたようにあります。ただ、服装が変わっても同じようにエアコンを効かせていたのでは、何の意味もなしていないということを考える必要があると思います。

また、使っていない部屋に入り暑いからとエアコンを急運転させる（温度設定も18℃なんかにして…）考えて下さい…そんなに急冷ができる能力があると思いますか…18℃まで冷やす能力があると思いますか…本体に負荷をかけるばかりですよ!!環境にもエネルギー的にも優しくありませんよ!!

思い返してください（これを読む方は同世代の方も多いはず）…子供の頃にエアコンが一般的でしたか??暑い中でも野山を駆け回っていたはずですよ。（川遊びもしたでしょうけど…）夏は暑いものなのです!!（昔も今も）