みやけんblog

みやけん blog

最低制限価格の見直し…

Posted at 07/10/19 PermaLink» Comment(0)» Trackback(0)»

昨日(10/18)、宮崎県の建設工事等の最低制限価格の見直しが発表されました。

県が行ったコスト調査(平成19年7月25日-8月24日)の調査結果に対し、入札契約監視委員会より落札率80%前半より低い事業の大半が赤字となっていることや工事成績も落札率が低いほど低くなっている現状から、最低制限価格の見直しの必要性が示されていました。

そうした流れを受け、最低制限価格の見直しが発表されました。主旨は下記のとおり

現行

見直し後

建設工事

予定価格の
概ね70-80%

概ね80-85%

建設関連
業務委託

設定なし

予定価格の
60%以上で設定



このように見直しはされましたが、色々なことを考慮すると、まだ低いような気もします。赤字が出ないことと、会社を運営していくのとでは異なりますし、公共建設物という観点で考えれば、もう少し質を重視した85%以上での設定も考えるべきではないかと思います。

また、つい先日も構造計算書偽造問題が発覚していましたが、こうしたことが起こるもの価格競争が激化したことも要因の一つのような気もします。

最低制限価格を設定する上で、基準となっている予定価格は、行政の出した数字でしょうが、それを民間が行うといとも簡単に20%下げることが出来る、そんないい加減な数字なのでしょうか??

この予定価格についての根拠など、詳しく説明し、地域へ周知させる義務があるような気がしますが…なかなかしてもらえません。そして、悪く言われるのはいつも建設業なのです…??(なぜなのでしょうか…??)

追伸)県議会も海外視察を中止にしたようですが…これはどういうことなのか??もっと早く判断できなかったのでしょうか、出発2週間前になって中止だなんて…海外ですからキャンセル料も発生するんじゃ…これって無駄な経費??(通常ですと旅行費用の20%ですから、約200万円…払うのでしょうか??)

Tags: 建設業 , 最低制限価格 , 落札率

投稿者: miyaken 日時: 2007年10月19日 09:04

  • Next Entry » ガソリン代またまた値上げ…!!
  • Prev Entry » 不当購読を拒否する

"最低制限価格の見直し…"へのトラックバック

トラックバック先URL

"最低制限価格の見直し…"へコメントを投稿

(運営者が承認するまではコメントは表示されません。しばらくお待ちください。)

上の情報を保存する場合はチェック
協会TOP blogTOP
会員専用
協会について
協会トップページ 会長挨拶 組織について 事業内容 活動報告 会員紹介 青年部 会報【県協会等】 リンク集 みやけんblog

フィード

このブログのフィードを取得

Powered by:

  ⇒ Movable Type

Template by:

  ⇒ MTテンプレートDB

Supported by:

  ⇒ Movable Type入門

Google
にほんブログ村 地域生活ブログへ
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません

カテゴリ

  • 本部 (109)
  • 会員紹介 (5)
  • 活動報告 (30)
  • IT委員 (9)
  • 青年部 (0)
  • 事務局 (0)
  • その他 (58)

月別アーカイブ

  • 2007年12月 (16)
  • 2007年11月 (20)
  • 2007年10月 (23)
  • 2007年9月 (19)
  • 2007年8月 (27)
  • 2007年7月 (22)
  • 2007年6月 (23)
  • 2007年5月 (21)
  • 2007年4月 (19)
  • 2007年3月 (6)
  • 2006年11月 (2)
  • 2006年10月 (1)
  • 2006年9月 (1)
  • 2006年8月 (4)
  • 2006年7月 (2)
  • 2006年6月 (2)
  • 2006年5月 (1)
  • 2006年4月 (1)
  • 2006年1月 (1)
  • 2005年2月 (1)

テクノラティ

©2006 みやけん blog All Rights Reserved.