発令に伴う措置でプロ野球やＪリーグが無観客を要請される可能性が出てきました。

発端は吉村大阪府知事の発言で「スポーツイベントについては中止か延期、無観客という考えだ。多くの人が集まるイベントは避けるべき」と語りました。

それを受け、プロ野球は新型コロナウイルス対策連絡会議を開き、斎藤コミッショナーは「自治体の意向もあるが無観客というジャッジは避けたい。」と語り、Ｊリーグも同様の考えを示していました。

プロ野球の対象球団は東京に本拠地を持つ巨人（東京ドーム）・ヤクルト（神宮球場）、大阪府ではオリックス（京セラドーム）そして兵庫県では阪神（甲子園球場）の４球団で、現在わかっているところでは、セ・リーグは２０試合、パ・リーグでは７試合が無観客となり、期間延長や発令される範囲の拡大によってはさらに増える可能性があります。

５月９日からは大相撲５月場所が東京両国国技館で行われますが、こちらの方も無観客で行われるのでしょうか？

今回は吉村大阪府知事、小池東京都知事だけでなく政府も「人流の抑制」を強く求め、一定規模以上の大型商業施設や映画館そしてテーマパークなどの他、酒類を提供する店舗やカラオケ店等の休業要請し、酒類未提供の店舗やカラオケ店の午後８時までの時間短縮となるようです。

また終電時間の繰り上げや、日祭日の減便などこれまで２回の宣言よりも要請がきびしくなっています。

緊急事態宣言の期間は４月２５日から５月１１日までの１７日間となっていますが、果たしてこの期間で解除できるのか疑問符が付きます。

政府の分科会の尾身会長はあくまでも私見と前置きとして、要請期間は最低でも３週間は必要と述べていました。

by:フリーマン３